BIソリューション導入のプロジェクト運営
独自ノウハウとドキュメント活用で、複雑なBI案件を効率的に推進します。
- MotionBoard
- アジャイル
ご依頼の背景
独自ノウハウとドキュメント活用で、複雑なBI案件を効率的に推進します。
短期間で複数のBI案件が並行する中、関係者のスキル差異などの課題がありました。そこで当社では、効率的に要件定義を行うための簡易設計ドキュメントの活用や、アジャイル型での案件進行を導入。また、長年の経験で培ったデータエンジニアリング技術や製品知識のノウハウを組織内で共有する仕組みを構築することで、お客様の「見たい」という要望に迅速かつ的確に応え、円滑なデータ活用と見える化の実現を支援しています。
抱えていた課題
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01
属人化するノウハウと、お客様自身による内製化の難しさ
担当者様ごとに蓄積されるBIツールやデータエンジニアリングのノウハウが組織内で十分に共有されないことがありあます。また、お客様がデータ活用の内製化を目指しても、ツールの設定が複雑で、結果的に属人化してしまうケースが多くありました。
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02
関係者連携とプロジェクトの効率化
多くのBI案件は短期間で並行して進める必要があり、お客様の人的リソースは限られています。また、お客様の事業指針を理解し、「使えるBI」を提案しなくてはなりません。
導入ソリューション
簡易設計ドキュメントの活用とアジャイル型開発
Dr.SumやMotionBoardを活用するBI案件において、最低限必要となる要件を効率的に確認するための簡易版設計ドキュメントを独自に作成しました。これにより、お客様やベンダーとの打ち合わせを円滑にし、手戻りを最小限に抑えています。また、開発プロセスにはアジャイル型を提示。定期的なレビューを設定することで、お客様の要望とのズレを防ぎながら、柔軟かつ迅速にプロジェクトを進行できる体制を整えました。このドキュメントは、最小限の指示で作業に着手できるよう工夫されており、リソースが限られる中でも複数の案件をスムーズに進めるための基盤となっています。
データエンジニアリングとナレッジ共有基盤
お客様の「こんなものが見たい」という多様なニーズに応えるため、専門的なデータエンジニアリング技術を駆使しています。お客様ごとに異なるデータ構造を深く理解し、目的に合わせたデータの加工・蓄積の仕組みを構築することで、真に価値のある「見える化」を実現します。さらに、これらの案件で得られた知見や具体的なダッシュボードの構築例、製品特有のトラブル解決策といったノウハウを、社内ナレッジベースに集約。組織全体で共有し、誰でもいつでも参照できる環境を整備することで、グループ全体の技術力向上とサービスの品質標準化を図っています。
導入効果
ドキュメントの標準化とノウハウ共有により、円滑な案件進行と高品質な「見える化」を実現しました。
独自の設計ドキュメントやアジャイル型開発の導入により、手戻りが少なく、効率的なプロジェクト進行が可能になりました。お客様の多様なリクエストに迅速に応える「見える化」を実現しています。
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01
案件進行の効率化
簡易設計ドキュメントを活用することで、お客様やベンダーとの要件確認がスムーズになりました。最小限の指示で作業に着手できるため、限られたリソースの中でも複数の案件を円滑に進行させることが可能になりました。
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02
顧客要望の見える化
専門的なデータエンジニアリング技術を用いて、お客様が保有する多様なデータを分析・加工し、要望に沿った形でダッシュボードに表現。お客様が本当に「見たい」情報を的確に可視化することで、データに基づいた意思決定を支援しました。
担当者の声
エヌデーデー担当者からの声
私たちデータ活用推進グループは、Dr.SumやMotionBoardといったBIツールを駆使し、多くのお客様のデータ活用をご支援しています。案件が短期間で並行する中でも、お客様やパートナー様と円滑にプロジェクトを進めるため、独自の設計ドキュメントの活用やナレッジ共有といった改善活動を続けています。お客様の「見たい」を実現するデータエンジニアリングには、特有のコツと経験が求められます。これまで培ってきたノウハウを組織全体の力に変え、グループとしてさらに飛躍していくことで、より高度なデータ活用サービスを提供していきたいと考えています。

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