SPAISによるウイングアーク製品の安定導入

連携基盤「SPAIS」で、複数製品の導入を安定化

  • MotionBoard
  • SVF

ウイングアーク1st株式会社様

ソフトウェア

ご依頼の背景

連携基盤「SPAIS」で、複数製品の導入を安定化

複数の製品を連携させる際の個別開発の負担という課題に対し、データ連携ハブ製品「SPAIS」の開発に貢献しました。従来、ユーザー自身がコネクタ開発などを行う必要があった導入プロセスをノンプログラミング化し、一気通貫のデータ連携を実現。これにより、ウイングアーク製品のスムーズかつ安定的な導入を可能にし、エンドユーザーの負担を大幅に軽減しました。長期的な技術支援を通じて、製品の価値向上を支えています。

ウイングアーク1st株式会社様

帳票・文書管理ソリューションや、データの集計・分析・活用を支援するソフトウェア・サービスを提供するリーディングカンパニーです。

抱えていた課題

  1. 01

    製品間のデータ連携に個別開発が必要だった

    複数の主力製品を連携させる際、従来は帳票の保管やデータ活用のために、ユーザー自身が個別のコネクタやローダを開発する必要がありました。この個別開発は導入時の大きな負担となり、プロジェクトの遅延やコスト増加の要因となっていました。

  2. 02

    導入後のシステム連携における安定性の懸念

    ユーザーが個別に開発した連携部分は、製品のバージョンアップ時に動作しなくなるリスクや、潜在的な不具合を抱えている可能性がありました。製品全体の安定稼働を実現するためには、公式でサポートされた堅牢な連携基盤が求められていました。

導入ソリューション

データ連携ハブ製品「SPAIS」のファーストリリース

複数のウイングアーク製品をノンプログラミングで連携させるハブ製品「SPAIS」のファーストリリースから参画しました。SVFによる帳票生成からinvoiceAgentへの保管、Dr.Sumでのデータ活用まで、従来は個別開発が必要だった処理をSPAISのインターフェースに集約。これにより、ユーザーはデータ連携基盤を自前で構築する必要がなくなり、安定的かつ迅速な製品導入が可能となりました。

SVF
invoiceAgent
Dr.Sum
SPAIS
データ活用

徹底的な検証に基づく製品品質の作り込み

SPAISの開発において、サーバーのスケールアウトやロードバランサ導入など、複雑なインフラ環境を想定した徹底的な性能検証と障害特定を行いました。ログを自力で解析し、性能ボトルネックや通信障害の原因を特定。その結果を開発部門へ具体的にフィードバックすることで、SPAIS自体の品質と安定性を高め、お客様が安心して導入できる製品の作り込みに貢献しました。

導入効果

「SPAIS」の提供により、ウイングアーク製品のスムーズな導入と、システム全体の安定稼働を実現しました。

従来、導入時の大きな障壁となっていた複数製品間の連携開発が不要になりました。これにより、導入工数の大幅な削減とプロジェクトの迅速化を実現し、エンドユーザーは本来の目的であるデータ活用に早期に着手できるようになりました。

  1. 01

    導入工数の大幅な削減

    「SPAIS」を導入することで、これまでユーザーが個別に行っていた連携部分の開発が不要になりました。ノンプログラミングでの設定が可能になったことで、導入にかかる期間とコストを大幅に削減し、迅速なシステム稼働を実現しました。

  2. 02

    システム連携の安定化

    公式にサポートされた連携基盤を利用することで、ユーザーが個別開発した連携部分に起因するトラブルのリスクを払拭しました。製品バージョンアップ時の互換性も担保され、システム全体の安定稼働と運用保守性の向上に貢献しました。

  3. 03

    製品全体の信頼性向上

    SPAISの性能問題や障害原因を特定し、改善に繋げた活動は、製品自体の品質向上に直結しました。これにより、エンドユーザーはより安心してウイングアーク製品を選択・利用できるようになり、製品ブランド全体の信頼性向上に貢献しました。

担当者の声

エヌデーデー担当者からの声

お客様の製品導入における課題を解決したいという想いで、「SPAIS」を使ったプロジェクトを推進していおります。この製品によって、複数の製品がスムーズに連携し、エンドユーザー様が本来の価値を享受できるようになったことを嬉しく思います。これからも、地道な検証と改善提案を続け、お客様が「導入してよかった」と心から思える、安定的で価値あるソリューションを提供していきます。