ドローン+ITソリューション
ドローンを、より安全に、より賢く。操縦訓練シミュレーターとITソリューションで、ドローンの産業活用を新たな次元へ導きます。

ドローンの産業活用が広がる中、その安全性と運航効率の向上は、これまで以上に重要な経営課題となっています。特に都市部や重要インフラ周辺での飛行には、操縦者の高い技術力と、突風など予測不能な事態への備えが不可欠です。また、ドローンで取得した膨大なデータを、いかにして迅速かつ正確に処理し、日々の業務に組み込んでいくか。これらの課題を解決し、ドローンの真の価値を引き出すためには、操縦訓練からデータ活用、リスク管理まで、一貫した視点でのソリューション導入が求められています。
このようなお客様に最適
- 実践的な訓練で、安全なドローン操縦者を効率的に育成したいドローンスクール運営事業者様
- 橋梁やプラントなど、複雑な構造物への自動航行によるインフラ点検を実現したい事業者様
- ドローンで撮影したデータを、測量や進捗管理に活用できるオルソ画像や3Dモデルにしたい事業者様
- 都市部でのドローン活用を検討しており、ビル風による飛行リスクを事前に評価したい事業者様
課題解決の必要性
ドローンの産業活用は、大きな可能性を秘めている一方で、その導入には課題も少なくありません。安全な運航管理体制の構築、専門知識を持った操縦者の育成、そしてドローンで取得した膨大なデータをいかにして日々の業務に組み込み、価値ある情報に変えていくか。これらは、単にドローンを導入するだけでは解決できない本質的な課題です。ドローンの可能性を最大限に引き出すためには、ハード(機体)とソフト(人材・システム)の両面から、業務プロセス全体を設計し直す視点が不可欠となります。
ソリューションの特徴
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01
国家資格の取得をサポート
SkyAce for Licenseを使えば、国家資格の試験内容を想定したリアルな環境で、確かな操縦技術の習得を支援します。
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02
撮影から活用までのITソリューション
撮影データの管理・解析から、3Dモデル作成や各種業務システムとの連携まで、ITの力で支援します。
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03
ソフトウェア開発力との連携
長年培ってきたシステム開発力で、お客様の業務に特化した独自のドローン連携アプリケーションを開発します。
Drone + IT Solution とは、
エスデーデーが元来得意とするIT技術分野と
独自研究したドローン技術を組み合わせて提案する
新しいビジネスソリューションです。
エスデーデーが得意とする技術分野
FEATURE 01
ドローン操縦訓練シミュレーター「SkyAce」シリーズ
安全なドローン運用の礎は、質の高い操縦訓練にあります。私たちは、天候や場所の制約を受けずに、実践的かつ効率的な訓練を可能にするPCシミュレーター「SkyAce」シリーズを開発・提供しています。
SkyAce for License
国家ライセンス(一等・二等無人航空機操縦士)取得を目指すドローン事業者様向けの製品です。国が定める講習要件に準拠した訓練シナリオを搭載し、受講者は実践さながらの環境で繰り返し操縦技術を磨くことができます。
SkyAce for Inspection
より実践的なインフラ点検業務を想定した訓練に特化。橋梁や送電鉄塔といった複雑な構造物をリアルに再現した3D空間で、非GPS環境下での操縦や、構造物に接近しての撮影など、現場で求められる高度な技術を安全に習得できます。
FEATURE 02
三次元飛行経路アプリケーション開発‐3DWayPointEditor‐
橋梁の裏側やプラントの配管など、人が立ち入れない、あるいはGPSが届きにくい場所でのインフラ点検において、ドローンの自動航行は極めて有効な手段です。
私たちは、お客様の点検対象物や業務内容に合わせ、専用の「三次元飛行経路アプリケーション」をオーダーメイドで開発します。3Dモデル上で設定した複雑なルートを、ドローンが正確に自律飛行。
これにより、点検作業の安全性と再現性を飛躍的に高め、属人化からの脱却を支援します。
FEATURE 03
オルソ画像サービス
ドローンで撮影した数百枚、数千枚の空撮写真を、そのまま業務で利用するのは困難です。
私たちは、これらの写真データを専門的なソフトウェアで処理し、地図のように歪みのない一枚の「オルソ画像」や、構造物を立体的に把握できる「3Dモデル」を作成するサービスを提供します。
建設現場の進捗管理や土量の計算、災害状況の把握など、広範囲の情報を正確に可視化することで、お客様の迅速な状況判断と意思決定をサポートします。
FEATURE 04
ビル風シミュレーション
都市部でのドローン飛行において、高層ビル群によって発生する予測不能な「ビル風」は、大きなリスク要因です。
私たちは、長年培ってきた数値解析技術を応用し、特定のエリアにおける風の流れをコンピュータ上で高精度にシミュレーションします。
ドローンの飛行計画ルートに潜む、突風などの危険エリアを事前に可視化。安全な飛行ルートの策定や、リスクアセスメント(事前評価)に活用いただくことで、都市部におけるドローンビジネスの安全な社会実装に貢献します。
FEATURE 05
ARグラスドローン操縦システム
災害現場や工事現場、森林内など、人が立ち入ることが困難な環境では、ドローンの目視飛行が不可能な領域が存在します。 ドローン、スマートグラス、スマートフォンを組み合わせ、ドローンカメラの映像(FPV)をスマートグラスに表示することにより、目視外領域での飛行を可能にします。 目視可能な場所での操作感はそのままに、目視不可の場所での円滑な操作を実現することで、手動操縦によるドローン点検や調査などの業務をサポートします。
導入までの流れ
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STEP01
ヒアリング・課題分析
お客様が抱えている業務上の課題、ドローンを活用して実現したい目的などを詳しくお聞かせください。建設、インフラ、防災など、お客様の業種や業務内容を深く理解した上で、ドローン活用の可能性と方向性を分析します。
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STEP02
企画・ソリューションのご提案
ヒアリング内容に基づき、お客様に最適なソリューションを企画し、ご提案します。
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STEP03
開発・構築
ご提案内容にご納得いただけましたら、システム開発・構築に着手します。開発の進捗は定例会などで随時ご報告し、お客様と一体となってプロジェクトを推進します。
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STEP04
導入・操作トレーニング
開発したシステムやサービスを、お客様の環境へスムーズに導入します。
導入事例